YOGA.jp 日本ヨーガ瞑想協会トップ > トレーニング - ヨガニドラ指導者養成講座
日本でヨガニドラがまだ一般的ではなかった頃に「眠りのヨガ」としてヨガニドラを紹介し、
多くの方をニドラ的瞑想へといざなった、綿本彰直接指導のヨガニドラ指導者養成講座。
大反響を呼んだ第一回目に続き、秘伝を惜しみなく公開する待望の第二回ティーチャートレーニングです。
◆ヨガニドラ(ヨガニードラ)とは
ヨガニドラとは、古くから伝えられてきた瞑想とリラックス手法を元に、20世紀になってスワミ・サティヤナンダ師によって考案された瞑想技法です。
ヨガニドラは通常の瞑想とは異なり、主に仰向けなどのリラックス姿勢で行われるのが特徴で、このことでより深いリラックス状態を導き、眠りに近い精神状態の中で自分の深い層へと意識を沈めていきます。
マインドフルネス技法としても利用されている「ボディスキャン」は、ヨガニドラの中で最も浅い層である「身体」に意識を働きかけるメソッドで、そのルーツであるヨガニドラの理論と技法を習得することで、より深いボディスキャン誘導を行うことができるようになります。
◆綿本彰による直接指導
今回の指導者養成講座は、日本のヨガニドラ(ヨガニードラ)シーンの先駆者の一人である綿本彰による直接指導トレーニングとなっています。
綿本彰は、1994年からインドに渡って様々なヨガや瞑想技法を習得する中で、2000年頃からヨガニドラの指導を開始。2011年にヨガニドラを日本に紹介する専門図書を発刊しました。
当時はまだヨガニドラがメジャーではなかったため、『眠りのヨガ』というタイトルでリリースしたことで、「眠るためのメソッド」と勘違いされ、むしろそれがAmazonのレビューで反響となります。
その流れで綿本は2021年にYouTube動画『心の疲れを取るヨガニドラ』シリーズ(シリーズ累計950万回再生)を発表。
様々なメディアで取り上げられ、毎日多くの方々に実践していただいています。
指導者養成講座の内容
◆ヨガニドラの理論と誘導スキルを学ぶ本格講座
当トレーニング講座は、ヨガや瞑想、マインドフルネス、ヨガニドラの実践経験がない方でも、気軽にその基礎理論から誘導スキルを学んでいただける資格講座となっています。
とは言っても、仰向けでリラックス優位というだけで、ヨガニドラはヨガの本質である瞑想と、その理論に忠実に基づいて設計されているので、ヨガや瞑想を深め、誘導力を高めるためのエッセンスを学ぶことができます。
◆ヨガニドラの本質を徹底解説
当講座では、ヨガニドラの特徴である次の3つのポイントに焦点を当てて、徹底的にやさしく、そして深みのある解説をしていきます。
1.睡眠と覚醒の間にある意識状態を導く
なぜヨガニドラは仰向け姿勢で行うのか、睡眠と覚醒の間にどんな秘密が潜んでいるのか、その状態を保つ意図とテクニックについて、掘り下げて理解していきます。
2.コーシャに着目して段階的に瞑想を深める
私たちの体が5つの層(コーシャ)で構成されているとはどういう意味なのか、それを段階的に感じていくために必要なこと、誘導する上で大切なことは何か、何度も繰り返し、様々な角度から理解していきます。
3.二元性を超えた視点を育む
私たちが生きている「二元性(熱いx冷たい、良いx悪い、好きx嫌い)の世界」を超えるとはどういう意味なのか、そのために必要な誘導とは何か、その先に出会う「本当の自分」とは何者なのか、ヨガ哲学の最も深い部分を、何度も繰り返しの講義と実践で理解していきます。
◆100%のヴィジュアル講義
すべての講義は、豊富なイラストや図表を盛り込んだスライドとセットで解説されます。
口頭オンリーの解説や、文字だけのスライドはほとんどなく、目で見て耳で聞いて理屈を理解し、雰囲気をつかんで感覚的にも実感できるように、イラストや写真をたくさん盛り込んだ充実のスライドで進行していきます。
配布される50ページのテキストも、本当に大切な要点だけが押さえられているので、何度も復習するのに最適です。
◆3日間とは思えない充実のカリキュラム
講座は、短い時間で集中的に指導法を身につけるために、緻密に設計されたカリキュラムにのっとって行われます。
・ヨガニドラとは
・瞑想とは
・マインドフルネスとの関係
・5つのコーシャとは
・コーシャごとの狙いと誘導方法
・サンカルパ(大願)を作る
・内にある聖域を作る
・誘導の基本とヴォイスバランス
・個々の技法&ニドラ全体の実習
・指導練習
◆修了書について
3日間18時間の講義をすべて受講されますと、43年の歴史を持つ日本ヨーガ瞑想協会が発行する『ヨガニドラ指導者養成講座 』の修了書が発行されます(オンライン講座ではPDF形式)。
こんな方にお勧めの講座です
ヨガニドラに興味がある方に
この講座は、ヨガニドラや眠りのヨガに興味があり、それらのメカニズムを深く学び、実践を深めたい方のために、うってつけの講座となっています。
また、単に自らの学びだけではなく、他の方に指導する際の知識や誘導スキルを学ぶ講座のため、より深い理解と指導するための知識や技術を学ぶことができます。
ヨガ/瞑想理論を深く学びたい方に
この講座はヨガニドラに限らず、ヨガや瞑想について興味があり、それらの本質やアプローチ方法について学びたい方にもお勧めの講座です。
ヨガの本質は瞑想にあり、「瞑想を深めるメソッドの総称」が「ヨガ」であると定義することもできます。
ヨガニドラは、そんなヨガや瞑想の理論を踏襲し、基本に忠実にそれらを深めていく方法とその本質を学びますので、ヨガや瞑想に興味がある方にもぜひご受講いただきたい講座となっています。
ヨガ/瞑想指導の幅を広げたい方に
ヨガニドラに興味がない方も、ヨガや瞑想指導の幅を広げ、その深みを追及したい方にもお勧めの講座となっています。
ヨガニドラの本質は、ヨガや瞑想の本質と完全に同じであり、むしろとてもシンプルに構成されているために、その本質を短時間で的確に学ぶことができます。
そんなヨガニドラのエッセンスを学ぶ、短期集中型の資格講座。
ぜひご興味をお持ちの方は、綿本彰の直接指導が受けられる当講座を選択肢に入れていただければと思います。
講師プロフィール
綿本 彰
日本ヨーガ瞑想協会 会長。
健康デザイン研究所 CORE健康デザイナー
全米ヨガアライアンス 500時間ヨガ指導者トレーナー。
幼い頃より、父であり、同協会の名誉会長である故綿本昇からヨガを学ぶ。
神戸大学システム工学科卒業後、インドに渡り各地でヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ(インド伝承医学)を研修し、帰国後同師に師事しながら、1994年にヨガ、瞑想の指導をスタート。
2000年以降は、世界各地でハタヨガ、ラージャヨガ(瞑想ヨガ)、パワーヨガ、クリパルヨガ、ヴィニヨガ、チェアヨガ、リストラティブヨガ、陰ヨガ、ヨガニドラ、ヴィパッサナー(仏教瞑想)など、様々なスタイルのヨガや瞑想を研修。
2003年には、日本初となるパワーヨガ専門スタジオ「綿本パワーヨガスタジオ」をオープンし、日本におけるパワーヨガの第一人者としてヨガブームの火付け役に。
また2004年には、ケンハラクマ氏、兄の綿本哲とヨガフェスタを発起。アジア最大級のヨガイベントとなっている。
現在は、日本各地でヨガや瞑想の指導、指導者の育成にあたるほか、インドやイタリア、イギリスなど、世界各国でヨガや瞑想の指導を行っている。
これまで50冊を超える書籍やDVDを手掛け、その累計部数は100万部を超える。
開催会場一覧
ONLINE
受講料金
・お一人様 88,000円
・日本ヨーガ瞑想協会 登録講師 78,000円
・オンライン再受講 33,000円
※資格講座につき、1カメラお一人様の料金となります。
※上記の料金には、消費税、修了証書費用が含まれています。
※お申し込み期限は各講座の10日前、または定員になり次第となります。
受講資格
・瞑想やマインドフルネス、ヨガ、ヨガニドラの実践経験がない方でもご受講いただけます
・瞑想やマインドフルネス、ヨガ、ヨガニドラの指導者育成をしておられる方はご受講いただけません