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綿本ヨーガスタジオ YOGA.jp

綿本ヨーガスタジオは東京銀座有楽町にあるヨガ教室。パワーヨガ、瞑想ヨガ、陰ヨガなどのヨガスタジオ。主催の 綿本 彰 は日本ヨーガ瞑想協会(YOGA.jp)会長です。

綿本ヨーガスタジオ 閉校のお知らせ

いつもスタジオへのご来校、クラスのご受講、ありがとうございます。
綿本ヨーガスタジオの綿本彰です。

1979年の開校以来、会員の皆様のひとかたならぬご厚情を賜りながら、40年余に渡って開校してきました綿本ヨーガスタジオですが、2019年5月31日(金)をもちまして閉校させて頂くことになりました。

会員の皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。



同校は、1979年に故綿本昇師によって「綿本ヨーガスクール」として開校され、以降40年、数回移転をしながら銀座・京橋エリアで運営を続けてきました。

1995年以降は、地下鉄サリン事件の影響で始まった「ヨガ氷河期」を乗り越え、その後LA修行で学んだパワーヨガを日本に持ち帰り、一大ムーブメントを引き起こすなど、様々な時代の変革と共に、この地でヨガをお伝えし続けてきました。

また、2003年には、私など一部の先生だけがヨガ業界で注目を集めているということから、ケンハラクマ先生、綿本哲(兄)と私の三人でヨガフェスタを発起し、様々なスタイルや先生方が注目される場を創り、業界を育てていくことにも注力。

その影響の有無は定かではありませんが、その後日本でも様々なスタイルのヨガが普及・浸透し、とりわけ都心部では数多くのヨガスタジオがオープンするほどの時代が訪れたように思います。

そんな、誰もが頑張ればヨガスタジオをオープンできる時代となった今、私の方ではスタジオを維持させるために多くの時間を使わざるを得なくなってきてしまい、同時に頻繁に「私は何を為すべきか」について自問自答を繰り返すようになったのです。


心の中で一度急ぐのをやめて立ち止まり、心静かに自分が今いる現在位置を確認し、自分に「できること」と「できないこと」を見極めること。
これはちょうど今、自己肯定のワークショップを通して全国でお伝えして回っていることなのですが、そんな自問自答を繰り返す中で、ひとつの結論に至りました。

限られた世界の中でシェアの拡大に注力するのではなく、より多くの方々に対してヨガや瞑想に興味を持ってもらったり、そのためにまったく新しいカタチのヨガや瞑想、それを支援するためのノウハウやツールを生み出したり、指導者が活躍できる場を増やしたりすることに力を注ぎ込むべきではと。

他のスタジオや先生方を競争相手として捉えるのではなく、協業すべき相手として捉えた上で、その全体に対して自分ができることをただ尽くす。
そこに情熱を注ぎ込むべきだと、今回「スタジオ閉校」という結論に悟った次第です。



これまで綿本ヨーガスタジオを愛し、雨の日も風の日もお通い頂いた会員様には、多大なご迷惑やご不便をお掛けすることになり、本当に本当に心苦しい限りです。

ただ、この決断が、結果としてヨガ業界や他のスタジオへの貢献を経て、皆さまに還元できると信じ、さらなるヨガの普及、安全や本質を大切にしたヨガ講師の質向上、ヨガ講師が活躍できるフィールドの拡大など、スタジオの垣根を越えた活動、ヨガ業界を育てるための活動に尽力していこうと思っています。


このように、私自身もヨガから引退する訳ではなく、(しばらくお休みをいただいた後ですが)、Yoginiやヨガフェスタで志を同じくする、Studio+Lotus8さん(東日本橋)IYCさん(表参道)などでレギュラークラスを持たせていただく予定でいまして、全国各地でのワークショップもこれまで以上に開催していくつもりです。

また、綿本ヨーガスタジオの母体団体である、日本ヨーガ瞑想協会や全国の登録校はこれまで通り存続し、平和ビルの4F部分に事務所を残して運営を続けていきます。

そのあたりを含めまして、今後のスタジオとしてのご対応やスタジオ講師の活動場所、またワークショップやトレーニングなどの情報につきましては、【専用ページ】にてご案内しており、また随時更新していく予定です。
※綿本ヨーガスタジオ講師の活動については【こちら】からご確認ください(2019年7月追記)

閉校までの短い時間ですが、講師/スタッフ一同、感謝の気持ちを精一杯込め、皆さまの健康づくりのお手伝いをさせていただきたいと思います。

皆さまのヨガが、さらに深まり、少しでも皆さまの暮らしを豊かにしていきますように。

心よりお祈りいたしております。

2019年3月10日
綿本ヨーガスタジオ主宰
綿本彰

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