SLEEP & MEDITATION

眠りと瞑想の意外な関係

眠りと瞑想に必要な状態はとてもよく似ています。
その関係を知ると、両方が自然に深まっていきます。

眠りと瞑想の関わり

私たちは、眠りをとても大切に考えています。
睡眠の質や長さ、そして眠れないという悩みは、実は瞑想と深く関わっているからです。

例えば、瞑想中に眠気が強くなり、つい舟を漕いでしまうことも少なくありません。
その原因はさまざまですが、単純に睡眠が足りていないこともあります。

一方で、瞑想は心と身体の緊張をやわらげ、睡眠の質を高める助けにもなります。
そして眠りがととのってくると、今度は瞑想も深まりやすくなっていきます。

眠りと瞑想。
一見すると別々のもののようですが、実はとても親密な関係にあるのです。

実は似ている、眠りと瞑想

睡眠と瞑想は、ただ深い関わりを持っているだけではなく、実はとてもよく似た性質を持っています。

どちらも、その状態を無理に呼び起こそうとして、起こせるものではないという点。
そしてどちらも、それが引き起こされると、心と身体が深く休まるという点です。

眠りと瞑想の共通点

どちらも、準備をすることは大切です。
眠る前に照明を落としたり、アロマを焚いてゆったり過ごしたり。
瞑想の前に姿勢や呼吸をととのえたり、そうした助走はとても役に立ちます。

でも、どちらも「早く眠らなければ」「もっと深く瞑想したい」という思いが強くなるほど、かえって遠ざかってしまうことがあります。

眠りも瞑想も、獲得するものではありません。
こだわりが少しゆるんだ時に、自然と訪れるものなのです。

違いは、たったひとつ

眠りと瞑想。
その違いは、実はたった一つかもしれないと、私たちは考えています。

それは、英語の「tired」です。

tiredには、「疲れている」と「退屈している」という二つの意味があります。

疲労や退屈が強くなると、私たちは眠りへ向かいます。
反対に、目の前のものを大切に感じながら、静かにくつろいでいる時、瞑想が訪れやすくなります。

どちらも自然に起きるものです。
そしてどちらが訪れたとしても、脳と身体は深く休まっていくのです。

眠れない夜にできること

眠れない夜は、つらいものです。
そしてその苦しさを大きくしているのが、「早く眠らなければ」という思いだったりします。

そんな時は、眠ろうとする代わりに、瞑想をしてみるのもひとつの方法です。

瞑想は睡眠そのものではありません。
けれど、脳や身体を休ませる助けにはなります。

「眠れなくても、瞑想すればいい」と思えるようになると、不思議と眠りへのこだわりもやわらいでいき、その結果として、自然に眠りが訪れることも少なくありません。

気持ちを眠りから瞑想へ切り替えることで、結果として眠れることが少なくないのです。

内なる自然を取り戻す

瞑想によって眠りの質がととのうと、瞑想中に眠りへ落ちることも少なくなっていきます。
そして瞑想を通して、こだわりを手放す感覚も少しずつ育っていきます。

すると、眠れない夜が訪れたとしても、瞑想を通して静かに過ごせる時間が増えていくかもしれません。

こうして私たちは、本来備わっている自然なリズムを取り戻していきます。
眠りたい時には眠りが訪れ、静かに目覚めている時には瞑想が訪れる。

眠りは、そんな内なる自然が息づいているかを教えてくれる、大切なバロメーターなのです。

だからこそ私たちは、眠りをとても大切に考えています。

眠れない夜の瞑想
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