MINDFULNESS

今この瞬間を、生きる知恵

マインドフルネスを通して、
今この瞬間を豊かに生きる道筋とは。

私たちの心は、今ここにいない?

私たちの心は、気づかないうちに未来や過去を行き来しています。
まだ起きていない出来事を心配したり、
すでに終わった出来事を思い返したり。

気づけば私たちは、今ここにないストレスを、わざわざ未来や過去からかき集めながら生きているのです。

ですから、今ここに意識を戻すことで、余計な煩わしさを一度おろし、本来の軽やかさを取り戻していくことができます。

そんな、意識を「今この瞬間」へと戻していくことが、マインドフルネスのエッセンスです。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、「今この瞬間、ありのままを意識している状態」のことです。
私たちは、その状態を育むために、今、自分の内側や外側で起きていることへ意識を戻す練習を行います。

心が今ここへ戻るとき

呼吸や身体の感覚に意識を向けたり、五感を通して目の前の体験を感じたりすることで、少しずつ「今この瞬間」に気づく力を育んでいくのです。
そのため、マインドフルネスは「気づきのトレーニング」と表現されることもあります。

私たちもまた、この気づきの力をとても大切にしていますが、長年ヨガや瞑想をお伝えする中で、ひとつ感じてきたことがあります。

それは、気づきや集中は大切な入り口なのですが、それだけがマインドフルネスの目的ではないということです。

気づきの、その先へ

私たちは長年の実践を通して、ひとつのことに気づきました。
それは、集中できている時も、できていない時も、どちらもまた「今この瞬間に起きている体験」だということです。

どちらかの状態を良いもの、もう一方を悪いものとして分けるのではなく、隔てなく見守る「俯瞰の心」を育むことが大切だということに気づきました。

呼吸も、思考も、喜びも、不安も。
すべてを穏やかに俯瞰することができた時、私たちは今この瞬間に起きていることとの対立を手放し始めます。

今この瞬間の豊かさとは

すべてを穏やかに俯瞰することが大切だとしても、私たちは、ただ冷静に物事を見守ることを目指しているわけではありません。
なぜなら、心が穏やかでいることと、無関心であることは違うからです。

慈しみと共に今を生きる

自分の喜びや不安を大切に見守るように、目の前にいる人の喜びや不安にも心を向けること。
自分のことも、人のことも、動物や植物たちも、隔てなく大切に感じ、慈しむこと。

その慈しみの心こそが、今この瞬間の豊かさの本質だと、私たちは考えています。

そして、日常へ

私たちは、瞑想やマインドフルネスを特別な時間のためだけのものだとは考えていません。
静かに座る時間の中で育まれた気づきや俯瞰、そして慈しみは、本来、日常の中でこそ生かされていくものだからです。

仕事をしている時、誰かと話をしている時、食事をしている時。
そんな何気ない毎日の中で、呼吸を感じ、身体の感覚に耳を澄まし、目の前の人に丁寧に心を向けてみること。

私たちは、そうした日々の積み重ねの中にこそ、瞑想やマインドフルネスの本当の価値があると考えています。

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