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ヨーガの生みの親がインダス文明にあることは、上でご紹介した通りですが、ヨーガを育て上げたのは、インダス文明やインドの原住民ではないと考えられています。ヨーガの哲学や行法を確立したのは、紀元前1800年ごろ、 インドに侵攻したアーリア人によるものと考えられています。  

アーリア人は、ヒンドゥー教の前身であるバラモン教を信仰し、あらゆる自然現象の背後に神様が宿ると考え、祭壇を構えてお祈りをすることで、その神々と交流できると考えていました。その儀式の手順や形式、祈りの言葉などが書かれた「ヴェーダ聖典」には、荒削りながらかなり哲学的な考え方が記されています。そして、そのヴェー ダの哲学こそが、ヨーガ哲学のひとつの源流となっていくのです。  

アーリア人は、当初このヴェーダ聖典に従い、大がかりな儀式によって神と交流しようとしていましたが、莫大な 出費から経営難に陥り、徐々に大規模な儀式をやめ、哲学を探究する方向へ重点をおくようになります。    

この考え方は、「ウパニシャッド」という古典文献にまとめられているのですが、そこではじめてヨーガという言葉が、精神統一の行法として世に登場します。精神統一(瞑想)によって、心と五感が完全にコントロールされた状態、それがヨーガであると紹介されているのです。  

インダス文明にその根を持つ瞑想が、皮肉にもその侵攻者によって哲学実践の方法として高められ、紀元前3世紀ごろにヨーガと呼ばれるようになっていたのです。
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